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はじめての中国旅行に向けてNEO MONEY銀聯カード(UnionPay)を準備しよう!

はじめに

はじめまして。ぎゃらすです。
旅と写真が好きなサラリーマンです。WEBエンジニアをやってます。
ちょくちょく写真旅をする中でネタが溜まってきたのでブログを書くことにしました。
お役に立てれば幸いです!

この記事のまとめ

  • 中国での決済は現金が使えないと考えておく
  • WeChatPayやAlipayなどのQRコード決済アプリは日本人が使うにはハードルが高い
  • NEO MONEY銀聯カード(海外専用・プリペイド)がお手軽

中国の決済事情

2018年の6月に桂林(中国)への一人旅を計画していました。実際には、行きの飛行機の空港を間違えてしまい、振替も予算オーバーだったのでキャンセルしました(笑)

その話は別の記事にでもしようと思いますが、今回ははじめての中国旅行に向けて準備したことのお話です。

中国ではキャッシュレス化が急速に進んでいます。 過去には偽造通貨がかなり出回っていたようで、電子的な取引のほうが現金のやりとりよりも信用されています。日本とは逆ですね。

決済手段として有名なのはQRコードでの決済ができる次の2つのアプリ。

WeChatPay

WeChat - Free messaging and calling appウィーチャットペイ)は中国のメッセージングアプリ「WeChat」内の決済機能です。日本のLINE PAYのようなものです。

Alipay

Alipay(アリペイ)は中国のEC大手「阿里巴巴(アリババ)」が提供する決済サービスです。 これらはどちらもQRコード、またはバーコードを読み取る・読み取らせることで決済を行うものです。 現在の中国ではこれらのアプリでの決済が一般的になっています。

現金やクレジットカードは?

現金については、先程書いたとおり使われることが少なくなっています。 クレジットカードもVISAのような国際的に使えるものがありますが、対応していない店も多いようです。 観光地であれば、上記のようなアプリがなくてもある程度は問題ないはずです。

外国人がQR決済アプリ使うことのハードル

WeChatPayやAlipayのようなサービスは非常に便利なのですが、私達が観光で行くときに使うには少しハードルが高いです。 というのも、中国の銀行口座の開設が必要になるからです。

長期出張や転勤、移住などで長く滞在する場合はやると良いのだと思いますが、少し観光するくらいで口座まで作るのはなかなか骨が折れます。そこで、アプリでも現金でもクレジットカードでもない選択肢として、「銀聯(ぎんれん)カード」が挙がります。

銀聯カードとは?

詳しい説明は割愛しますが、簡単に言うとQR決済と同じくらい中国で一般的な決済手段です。 銀聯カードは日本でも比較的カンタンに作ることができ、安心して中国旅行に備えることができます。

日本で作れる銀聯カードには、たとえば次のようなものがあります。

三井住友銀聯カード

銀聯カード(ぎんれんカード)|クレジットカードの三井住友VISAカード

MUFG銀聯カード

MUFGカード 銀聯(ぎんれん)カード|クレジットカードなら三菱UFJニコス

とっても手軽なNEO MONEY銀聯カード

上で紹介したものはいずれもクレジットカードになります。 「ちょっと遊びに行くくらいなのにクレジットカード増やすのもな...」と思う方もいるかも知れません。

そこでおすすめしたいのが、NEO MONEY(ネオマネー)の銀聯カードです。 www.neomoney.jp こちらはプリペイドカードになります。必要な額を事前にチャージすることで現地で利用することができます。 注意が必要なのは「海外専用」ということです。国内ではUnionPayのロゴが掲出されている店舗であっても使えません。
完全に「中国旅行用」として使うのが良さそうです。

NEO MONEY銀聯カードの申し込み

NEO MONEYの銀聯カードは次のリンク先から申し込めます。

NEO MONEY(ネオ・マネー)のお申し込み|NEO MONEY|トラベラーズチェック、クレジットカード、現金でもない、新しい海外旅行のお金のかたち

海外専用のUnionPayブランドものを選択してください。
申込時には本人確認書類のアップロードが必要です。これはマイナンバーカードで良いでしょう。

申し込みから発送までは、最短でも1週間ほどかかりますので、中国行きが決まったら早めに申し込みましょう!
ちなみに僕はギリギリに申し込み、出発当日の朝に最寄りの郵便局まで届いていたのでゆうゆう窓口に取りに行きました。しかし、局留め指定でない郵便物は一度配送先住所まで届けてから出ないとゆうゆう窓口での受け取りはできないということで、出発(予定)までに手に入れることができませんでした。

セゾンカウンターではVISAブランドのカード即日発行を行っていますが、銀聯カードは対象外なのでご注意を。

NEO MONEY銀聯カードが手元に届いたらやること

手元に届いたらすぐ使えるわけではなく、いくつかやることがあります。

利用登録

NEO MONEY会員専用サイトへログイン 会員サイトから利用登録をします。ログインIDとパスワードが必要になりますが、これらはカードが貼り付けられていた台紙に記載されています。

カード裏へのサイン

クレジットカードと同じですが、カードには署名が必要になるので書いておきましょう。

プリペイドカードへのチャージ

セブン銀行ATM

チャージは国内のセブン銀行ATMでできます。
カードを入れるとメニューが表示されるので、普段ATMを使っていればまようことはないかと思います。
セゾンのATMは海外専用NEO MONEY銀聯カードのチャージはできないので要注意です。セブン銀行ATMを使いましょう。 また、チャージできる時間帯も7:00〜23:00(毎月14日は7:00〜21:00)なので注意が必要です。出発前に余裕を持ってチャージしておきましょう。

振込チャージ

封筒内に、「振込チャージのご案内」が同封されています。
どうしてもセブン銀行ATMが使えない場合は指定の口座に振り込むことでチャージができます。
原則、24時間以内に反映されますが、土日や祝日の場合は翌営業日になるため要注意です。GW・お盆・年末年始など、大型連休には祝日が絡んでくるので、振込チャージの場合も余裕を持ってやるのが良いでしょう。

現地での使い方

現地では2通りの使い方ができます。 - 現地通貨引き出し - 提携店舗での利用 中国を前提とするなら、現地通貨を引き出すことはまずないかと思います。
そもそも現金の代替を目的として準備するので、まあ、そのまま素直に使いましょうw

日本円での引き出し

「多めにチャージすぎて余った残高を日本円で引き出したい!」となった場合、国内ATMで日本円の引き出しはできないようです...
サイトに次の記述がありました。

※日本国内のATMではお引き出しはできません。

そのかわり、残高を指定の銀行口座に払い戻しをすることができます。 NEO MONEY(ネオ・マネー)口座払戻サービス|NEO MONEY|トラベラーズチェック、クレジットカード、現金でもない、新しい海外旅行のお金のかたち

このへんは手軽さの代償といったところでしょうか...
事前に見積もってほどよい額をチャージしておきましょう。

以上となります!
手軽に中国での決済手段を準備して旅を楽しみましょう!